紙巻きタバコを止めて Vape に切り替えて 5 ヶ月くらい経った。
最初の機材は弟に貰った Kangertech TOPBOX Mini で,TOPBOX に付属するクリアロマイザー TOPTANK Mini には RBA ユニットが付いてくるのでビルドに手を出してみた。
で,ご多分に漏れずダダ漏れさせたりしたわけで,コットンの入れ方がコツなんだろうとネットを漁ったのだった。
今では TOPTANK は使っておらず,Yuri RDA と Merlin RTA を使い分けているんだけども,コットンウィッキングはいろいろ試行錯誤したあげく,先人の知恵から独自の方法を編み出したのだった。
ぶっちゃけるとスシロールとスコティッシュロールのハイブリッドなんだけども。
以下で手順を説明するよ。
ハイブリッドロールのやりかた
ハイブリッドロールはいま命名した。
これもう見たことある私知ってた今やってるって人は指摘してくださいな。
1. これからコットンを詰めるコイルをドライバーンしておく
2. コットンの必要量を切り出す
コットンは Coil Master の DIY kit V3 に付いてきた無印良品 OEM のやつ。
コイルは (26 + 26) * 34 のフューズドクラプトン,内径 3.5 mm で 4 巻き,0.7 Ω.
幅 10 mm くらいかな。長さは 27mm.後述するけど,Merlin RTA に合わせて先に切っちゃう。
ここはある程度経験値で。
3. コットンの表面を剥がさないまま,表面と裏面をずらしていく
横から見たら平行四辺形になる感じで。
4. ずらしつつ伸ばす
5. 巻く。巻き終わりでコットンの硬い面が内側になっているように
巻いたあとは、親指・人差し指・中指で転がしながら細く潰し固めてウィックを作る。
コイルに入るようにね。
6. コイルに通すよ
キツキツなのでコイルを崩さないようピンセット使ってる。
あと引っ張るとコットンの繊維が切れちゃう。
7. 整える
わたしは面倒くさがりなので最初から切らなくていい長さにしてある。
まーここも経験値で。
他のウィッキングと同じように、通したあとは端をフサフサにする。
8. 完成
ジュースホールにウィックを詰める写真を撮り忘れた。
ハイブリッドロールの利点
スコティッシュロールはコットンの密度高いからリキッド供給量多くてドライヒットしにくいという利点があるんだけど,tanalic さんも書いてるようにコットン捨てる量が多すぎるのが欠点。
で,表皮を捨てないスシロールは経済的なんだけど,コイルのワイヤーが太めのとき,ウィックの表面が滑らかなのでコイル - コットンの接触面積が減るのが欠点。
スコティッシュで捨てるコットン表面は密度が高いところなので,これを有効活用しつつ,ウィック表面をふわふわにしてコイルの凹部に入り込みやすくしたのがハイブリッドロールというわけ。
まー私はケチなので、コイルの高さはウィックの長さ 27 mm に合わせてセットしちゃうし、無印コットンは長さが 81 mm なので、ちょうど 1 / 3 で切れて無駄なく使えるという。
今のところ Merlin RTA で漏れ無し供給不足無し。
Yuri RDA でいま試したところ,45 パフしたところで味が薄れてきた感じ *1。
結構おすすめだよ。
*1:カンタル A1 / 24 AWG / 10 巻き / 内径 3 mm / デュアル / 0.65 Ω / 28 W