iMac 買うと……。
Magic Keyboard が付いてくる。
Bluetooth 接続でリチウムイオンポリマー電池内蔵の薄っぺらくて白いかっちょいいヤツ。
わたしはキーボードには必ずカバーを着けるようにしている。
隙間にホコリやら髪の毛やら入り込むのが嫌いだし,入り込んだのを掃除する時間が無駄である。分解しないと取り切れないし。
カバーを着ければカバーを拭くか交換するだけで済む。
そんなわけで,かっこいい Magic Keyboard を守るためにカバーを選んでみた。
キーボードカバーとは
そのまんまキーボードをカバーするプラスチックのシートな訳だけれども。
キーボード側の事情に合わせて,キーボードカバーにもいくつか種類がある。
例えばサンワサプライだと以下の 2 種類に分かれている。
専用タイプ
キーの凹凸に合わせた形状のカバーね。
こんなやつ。
これは,シェア率が高いキーボード向け。
キー配列が異なるキーボードには凸凹がずれて使えないので,たくさん売れてるキーボードにしか作られないよね。
Magic Keyboard もシェア率が高いキーボードなので専用タイプが出てる。
マルチタイプ
いわゆるシャワーキャップ系とか,載せるだけ (+ 両面テープ) なフラット系ね。
専用タイプが出てないキーボードにはこれしか選択肢がない。
サンワサプライのシャワーキャップはわたしも会社の PC 用に何度か買ってる代物。
会社 PC には東プレ OEM の私物キーボードを挿してるんだけど,東プレのキーボードってそれなりに数出てそうなのに専用タイプないのよね。
各タイプの利点・欠点
カバーの分厚さは,おおむね "マルチ (フラット) > 専用 > マルチ (シャワーキャップ)" になる。
いちおうどのタイプもいくつか買って使ったことがある。
それぞれの利点・欠点を独断と偏見によりまとめてみた。
タイプ | 利点 | 欠点 |
専用タイプ | ずれにくい | カバーの凹凸がバネになるため,キータッチが大きく変わる |
マルチタイプ (シャワーキャップ系) |
キータッチに影響しにくい | 切れやすく寿命が短め なぜか内側がべたついてきてキートップに張り付いて汚くなる |
マルチタイプ (フラット・載せるだけ系) |
専用カバーが出ていないノート PC など,シャワーキャップが使えない場合はこれしかない | 厚めのシートがバネになるため,キータッチが大きく変わる よく打つキーのところが伸びてきて汚くなる |
基本的にはキータッチ重要なので,シャワーキャップ系を選ぶようになってきてた。
でも,上表の欠点に書いたように,キートップに張り付いて見た目汚くなってくるのよね。
シャワーキャップということでサイズに余裕があるから,張り付かない部分から張り付いてるキートップが浮いて目立つ。
あまりひどくなってくると切れやすくなるので,ときおりカバーを外して裏側をアルコールで清拭してやらんといかんのがめんどい。
第三の選択肢登場
と,そこに各タイプのいいとこ取りしたキーボードカバーが登場した。
"Pure Touch Key Protector" である。
わたしは Apple Magic Keyboard の前身である Apple Wireless Keyboard を入手したときにこのキーボードカバーを知った。
Pure Touch Key Protector の特徴
こいつは言ってみれば,マルチタイプ (シャワーキャップ系) をキーボードのサイズに合わせてカットし,ずれないようにフッ素ライナーでキーボードの側面に貼り付けるという代物。
まず,シャワーキャップ系と同じレベルの薄さなので,キータッチがほとんど変わらない。
しかしシャワーキャップのようにサイズに余裕を持たせてないので,きっちり貼ると綺麗。
で,カバーの表面としてはフラットになるので汚しても拭き取りやすい。
貼ってみた
買った。
届いた。
まず Magic Keyboard に着けたままにしておいた,Apple 出荷時の保護フィルムを外して……と。
汚すと脱脂とかめんどいので着けっぱだったのだ。
なんか新車買ってシートのビニール剥がさない人みたいな……。
台紙から剥がして位置合わせしてみる。
ホントぴったりサイズにできてるので,1 mm 以上ずれると最後にシワが出来そう。
前後をきっちり合わせた上で,左の短辺側から貼り付けてみた。
完成。
左下が微妙にしわ入ってしまった……。
フッ素ライナーは何度でも貼り替えできるらしいんだけど,これはやり直すとさらにひどくなるパターンな気がする。
総括
どう,けっこう綺麗じゃない?
これは素晴らしいカバーだよ。
お勧めです。
と熱くなって書いてたらアフィリンクまみれになってしまった……。