2016 年以来だったかな。都内も大雪ですね。
なんだかいろいろ忙しくてブログ書けてなかったというか正月 3 連休のキャンプレポ書き途中なんだけど,せっかく雪が降って早めに帰ってきたので雪のこと書こうかなと。
まー次回こんなことがあった時のために,参考にしてもらえればいいかなー。
徒歩対策
都市部の大雪ニュースを見ると,だいたい歩き方の注意が入ってるよね。
曰く,
- 歩幅を小さく
- 足は垂直に降ろして強く蹴り出さない
- 傘やスマホは仕舞って両手を空ける
とかね。
そんなチマチマした対策しても,急坂には無力! タイル敷き階段はギャンブル! 朝の凍結路で骨折!
というわけでこれよ。
ルッド シューズチェーン。
もともと登山用に軽アイゼン (クランポン) 探してたとき——だいたい軽アイゼンは土踏まずに 4 本くらい爪があって雪を噛むものなんだけれど——母趾球や踵の下にトラクションかかるモノ無いかなーでも 10 本爪まで要らないんだよなーと考えてたら見つけ出した代物だったのね。
というわけで私は銀座の好日山荘に在庫を見つけて求めたんだけれども,今どきはネットでポチッと行けるんで 5 千円ちょいポチッと行っちゃいましょう。
利点
ほどよい攻撃性
なぜルッドがいいかというと理由があって。
チェーンを使った類似品は 2 つくらい見たことあるんだけど,そして今 Amazon 見たらパクりっぽい代物が大増殖してたんだけど,そいつらはルッドとの差をつけるためにチェーンに爪がついてんだよね。
で,山道とか土の上に雪が積もってるシーンでは爪が刺さっていいのかもしれないけど,刺さるということは攻撃性がある,つまり路面に傷が付くのね。
土ならともかく,都市部はアスファルトとかタイルとかリノリウムとか御影石とかあるじゃない。
アスファルトはたいして影響ないけど,他の素材は傷ついちゃうので,靴から雪とドロで濡れたブツを外さないといけないとか使いにくいじゃない。
ついでにアウトドアでも同様の利点があって,それは木道で使えることね。
木道は傷つきやすいので気を使わなきゃいけないんだけど,濡れた木道はすごい滑りやすい。そんな尾瀬ヶ原とか戦場ヶ原とかでも気にせず使えるのもよいところ。
まー厳密に言えば傷はつくけれども,アイゼンよりはぜんぜん攻撃性ないし,まったく傷が付かないということは氷に歯が立たないということだし,そんなに厳密に言うならソールの溝に挟まった石も同じくらい傷つけるけどアナタそこまで気をつけてるんですか? と (誰に噛みついているのか)。
スキーに行くときも持って行ってるよ。
こいつが必要なときはだいたいクルマにもチェーン着けようか迷うような天候なわけだけれども,靴にルッドを着けたままでも運転に支障が無い,ペダルが傷つかないのはイイね。
欠点
1. 高い。
お高いですね。5 千円ちょいはポンと出せる金額ではない。けど骨折ったら絶対それ以上かかるので私は買いました。
もう 5 年以上使ってるはず。たしか好日山荘 銀座店が地下に移転してすぐの頃に買ったんだけど,調べてみると 2012 年か。6 年使ってもまだ余裕。
2. 靴を選ぶ。
とくに踵のコバの部分が膨らんだ靴じゃないとすっぽり外れますよ。
ワンタッチアイゼン用のしっかりした冬季用登山靴のコバまでは必要ないけど,ゴム長靴みたいに踵がまっすぐなのはダメー。
最後に
ご安全に!